蹴球備忘録

レアル・マドリーを応援しています。マドリーについていろいろ書きます。

【ビックアップ・マッチレビュー】ヘタフェ戦

 

10枚のイエローカードが飛び交った戦いは、マドリーに軍配が上がった。

「これは勝ち点を分け合う結果になるかもしれない」というところでのPK獲得。

結局はその1点どまりで辛勝。試合内容よりも結果が重要な時期なため、勝ったことが何よりも最大の収穫。

 

 

 

目立ちたいメンディ

 

後半33分のシーン。右サイドを駆け上がり、ボックス内に侵入してくるカルバハルが、相手DFの足に引っかかりPKを獲得した。

 

もちろん、この場面での主役はカルバハルだ。ファールを誘いに行ったプレーであったい、得点が生まれる源となったのだから、それは当然だ。

 

 

しかし、負けじと主役に立候補した男がいた。

 

フェルランド・メンディ(25歳)

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彼がやらかした。

 

カルバハルとは対照的に左サイドを駆け上がっていたメンディ。少し上がりすぎたと思ったのか、カルバハルがエンドライン付近まで達したときに、メンディは急遽、方向転換を試みる。

 

それがまさかの失敗する。(「方向転換の失敗」ってなんだよ)

 

その映像がコチラ。

 

 

あの強靭なフィジカルはなんだったんだと思わせるほどのすってんころりん。

 

しかも、転倒するタイミングがカルバハルとシンクロニシティ

 

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台本があるかのような寸劇。

 

某スペイン強豪クラブの監督の「マドリーはコケる」という発言を受け、事前にメンディがコケてくれたのかもしれない。

 

もちろん、この時の大衆の目線の先にはカルバハルがいたことだろう。そして、PK獲得に喜んでいたことだろう。

 

かげで転んでいたことが試合後に発覚し、笑いを誘う。最高のエンターテイナーだ。

 

 

くれぐれも怪我だけはするなよ...

 

 

 

大取はマリアーノに決定

 

 後半45分、5枚目の交代カードとして、ベンゼマに代わって投入されたマリアーノ。

アディショナルタイムは4分の表示。

 

「マリアーノに4分は十分すぎる。」と誰もが思っただろう。

 

なんといたって、後半戦のベルナベウで行われたクラシコ

後半46分に同じくベンゼマに代わって入って、1分後には「ゴールゲッター」になっていた。

 

そこから、「終了間際に入った(←ここ重要)マリアーノは1分あれば1点取る」という謎すぎる見解がマドリディスタの中では誕生していた。

 

その見解に則れば、『4分』がマリアーノにとって十分すぎる時間というのも分からなくはない(分かるな)

 

 結果的に試合はラモスのPKのみの1-0で終了しているので、マリアーノが得点を決めたかどうかは言わずもがなだ。

 

では、マリアーノは、与えられた4分間でなにをしたのか。

 

 

理由はよくわからないが、今日のマリアーノは、よく目立っていた。「先生!僕こういうこともできます」と言って媚を売るような小学生のように、ジダンにアピールしたかったのかもしれない。

 

 

カピタン2桁得点に王手

 

 少しくらい真面目な話をして終わろう。

 

前線からの怒涛のプレスに苦戦し、あまり見せ場を作ることができなかったマドリー。

 

ヘタフェの守護神ソリアは、(一概には言えないが)リーガの中で4番目に成績のいいゴールキーパー。ヘタフェが現在の順位(6位)にいるのも納得できる。

 

状況は後半になっても変わることなく、両チームともフィニッシュまで持っていけない均衡する時間が続いていた。

 

 

そんな中で、カルバハルのハードワークによって回ってきたPKのチャンス。

 

クリスティアーノが去ってからは、第一PKキッカーを務めているカピタンは、いつものごとく相手GKの目線だけを見て、ボールをゴール隅に流し込み、先制。

 

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この得点は、ラモスの今季9点目。すでに自己最多得点記録は大幅に更新しており、FW級の2桁得点まであと『1』。

 

チャンピオンズリーグでの成績を加味すると、今季はすでに11ゴール決めている。

 

チーム得点王の背中を追いかける選手が、センターバックを本職としているチームが他にあろうか。

 

 

終幕

難敵ぞろいのリーガで6連勝を達成。そして3試合連続クリーンシート。再開後のチーム成績は、今季最高。残りの5試合で勝ち点15を獲得するのは難しいタスクだが、ここまで来れたチームなら、それも不可能ではない。これからも勝ち続けていただきたい。

 

 

次節は、7/5日本時間午後21:00 KO vs アスレティック・ビルバオ

 

第10話 出場機会に恵まれない選手へ思うこと[第1弾]

「民衆の歌」をご存知でしょうか。ミュージカル『レミゼラブル』の劇中歌であり、戦う者たちを奮わせるような熱い歌なのですが、このご時世、サッカーという一番の楽しみ、娯楽が奪われた中で、怠惰な生活を送っている方にはぜひ聞いてもらいたい歌の1つです。

僕は、毎晩筋力トレーニングを続けていますが、これを聞きながら励むと、より効果がありそうな気はしてます。(実際は知りませんw)

 

 

どうでもいい余談から入りましたが、今回は題名にある通り、ジダン政権下でなかなか出場機会を得られていないメンバーに対して思うことをズラーッと綴っていこうと思います。

 

個人的な主観が入るので、反論なども生まれてくるとは思いますが、個人の意見として捉えていただけたら幸いです。

 

 

 

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第9話 16/17のデッドヒートTOP3を振り返る

どうも、こんにちは。

 

 

しばらく、更新を途絶えていましたが、マドリーの熱が冷めたわけではありませんからご安心を。

 

 

日ごろからブログのネタを考え、いいのが思いついたら、少しずつ書いているのですが、どうも途中でモチベーションを維持できなくなり、何度も”第9話”を書き換えていたわけです。なので、更新が途絶えていました。言い訳です。

 

 

 

そんなこんなで、この気が滅入るようなご時世を、すこしでもフットボールの力でプラスに働かせることはできないかと考え、ようやく思いつきました。

 

 

過去の熱かった試合を振り返れば、ちょっとは、気分もハイになれるんじゃないか、と。

 

ということで、16/17のマドリーの試合で、熱くなった数々の試合をざくっと振り返っていきましょう。

 

※タイトルにはTOP3と書きましたが、ランキング形式で発表するわけではありません。この後紹介する3試合に順位はつけようにありません...。

 

 

 

◆ 16/17 vs バルセロナ(A) 1-1△

 

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アップ中のマドリーイレブン

 

 

'53 1-0 スアレス

'90 1-1 セルヒオ・ラモス

 

スアレスのゴールで、バルサの勝利が見え始め、カンプ・ノウのボルテージが最高潮の中、マドリーに与えられた最後の救いの手は、フリーキック。もう既に手元の時計は90分になろうとしていた。

 

ボールの近くにいたのは、モドリッチ。しかも、なんだか見たことのある構図。

 

そう、この時、マドリーがファールをもらった位置は、15/16CL決勝(アトレティコ戦)で、ラモスの(疑惑の)先制点につながったFKの位置と似ていて、角度的にもそこまで差異はなかった。

 

 

自然とそのシーンが蘇る —

 

 

残り時間もないので、主審の笛を聞いてすぐモドリッチが蹴る。

 

 

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今となれば、リーガ優勝をぐっと引き寄せた無限大の価値のある一撃。

 

そして、カンプ・ノウでも実現した "ラモス・タイム"。最後の1秒まで闘い抜く戦士ぶりを、同点ゴールで見せつける男。それが「セルヒオ・ラモス」。我らが大将。

 

この一撃を、自陣のゴールの前で見守っていたGKケイラー・ナバスが、祝福しに行くために、ピッチを全力で駆け抜けたことも、忘れてはならない。

 

 

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だが、カンプ・ノウに沈黙の嵐を持ち込んだセルヒオ・ラモスの独壇場は、この1試合に留まるわけではなかった。

 

 

 

◆ 16/17 vs デポルティーボ・ラ・コルーニャ(H) 3-2◯

 

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競り合うイスコ

 

前述のクラシコからちょうど1週間後。ホームでデポルティーボを迎える。

 

後半開始早々にモラタが先制点をとるが、その後2分間で2点を取られ、1点ビハインドの状況で迎えた後半39分。

 

 

右WGのルーカス・バスケスが左足で入れたクロスに、マリアーノが合わせ、同点に追いつく。

 

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マドリーに追加で与えられた時間は5分。 

 

ホームで勝ち点を落とすわけにはいかない。この5分間を得意とするあの男も黙ってはいられない。

 

 

91分のコーナーキック。キッカーは ”正確パス製造機” トニ・クロース

 

ボールはクラシコの時と同様ニアサイドに入ってくる。あの男も、同様にニアサイド走りこむ。

 

 

そして、跳ぶ ― 

 

 

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そして吠える。

 

 

この逆転劇に関して、2分間で2点取られたこと(どちらもカウンター)を大反省すべき結果なのは大前提として、"終わり良ければ総て良し”と甘い言葉をかけてしまいたくなる。

 

 

 

◆ 16/17 vs バイエルン 4-2◯

 

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チームバスを囲うマドリディスタ

 

CL準々決勝。ファーストレグをアリアンツ・アリーナで1-2と先勝して、迎えたセカンドレグ。

 

結果だけ見ると、4-2と大勝とも見れるが、実際にはなかなか厳しい戦いだった。

 

試合が動いたのは後半からだった。

 

 

それまではマルセロがゴールラインの瀬戸際でロッベンのシュートを掃き出したりするなど、危ないシーンは何度もあったが、53分に、ついにその均衡が敗れる。

 

左サイドでスルーパスに抜け出したロッベンを、カゼミロがボックス内で倒してPK。それをレバンドフスキが決めて先制を許す。(0-1)

 

しかしカゼミロは、それだけで腐らない。

 

76分、執拗いチェックを受け、体勢を崩しながらもふんわりパスでロナウドの同点弾をお膳立て。(1-1)

 

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2枚のDFと対峙しながらも、競り勝つロナウドにも、さすがとしか言いようがない。

 

 

しかしその2分後、トーマス・ミュラーの落としに対応したナチョの弾いたボールが、ラモスの足にあたり、オウンゴール。(1-2)合計スコアで試合は振り出しに戻る。

 

 

84分にビダルが2枚目のイエローで退場となっても、試合は90分で決まらなかった。

 

だが、延長前半終了間際からマドリーの逆襲が始まる。

 

105分、ラモスが自身のミスを取り返すべく、ロナウドの胸元へロングパス。それを左足で豪快に沈めて、勝ち越し。(2-2)

 

 

まだ勢いは止まらない。

 

 

中盤でボールを奪ったマルセロが、ピッチ中央で、ディフェンスを抜き去り、ゴール前に残っていたロナウドに預け、3-2。

 

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その2分後には、アセンシオがDF3人を引き付けながらも、利き足ではない右足で角度のところからシュートを決めて、4-2。

 

 

ゴール祭りとなったバイエルン戦は、自分たちで自分の首を締めた試合とも言えたが、アシストという形でミスを取り返す根気強さに脱帽した。

 

 

 

◆ 最後に

 

いかがだったでしょうか。選手を取り上げるわけではなく、試合を振り返るという新しいスタンスをとってみましたが、あの熱すぎた試合を思い出せましたでしょうか。今回は、16/17の振り返りをしたので、次回からは15/16 、17/18も振り返ってみようかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第8話 ポストカゼミロ?「カマビンガ」の情報

どうも、こんにちは。

 

今回は、今までとは違って、いつかマドリーの選手になるんじゃないか、という若手注目選手に焦点をあてたブログにしていきたいと思っています。

 

この記事が予習材料になれば幸いです。

 

今回紹介する選手は、

 

エドゥアルド・カマビンガ

 

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◆ カマビンガのプロフィールと経歴

 

《プロフィール》

2002年11月10日(17歳)にアンゴラで生まれた。国籍は、フランス・アンゴラコンゴの3か国に持ち、本人の意志により、フランス代表でのプレーを希望している。

身長は182㎝、ポジションは守備寄りのMF。利き足は左足。

 

《経歴》

www.instagram.com

 

今シーズンは、リーグアン(第28節以降中断中)で、24試合に先発出場しており、フランス代表U-21にも選出されている。

 

www.instagram.com

 

 

◆ 複数のビッククラブが注目するほどの完成度

 

弱冠17歳の獲得をかけ、すでに多くの強豪クラブによる争奪戦が勃発している。その中には、マドリーはもちろんのこと、バルセロナトッテナムアーセナルシティACミランなどが含まれている。

 

多くのスポーツ紙によって、カマビンガが取り上げられることが多くなったことに対して、レンヌのジュリアン・ステファン監督は、周囲のオーバーヒートを警戒し、慎重にこう指摘している。

 

この調子でいけば、彼の前には輝かしい未来がある。極めてハイレベルなクラブでプレーできるだろうし、もしかすると代表でもプレーできるだろう。ただ、まだ越えねばならないステップがあり、これほど若い選手の場合は、急ぎすぎてもいけない。

実力を証明し続けねばならないし、仮に窪みに落ちることがあっても、驚いではいけない。彼に直ちに全てを要求してはならないのだ

 

 

◆ 東京五輪で見られるかもしれない

 

カマビンガは、両親の母国であるコンゴで生まれ、2歳でフランスに移り、2019年に念願のフランス国籍の獲得に成功。上記の通り、もともとフランス代表としてプレーすることを希望していたため、17歳の誕生日が、初めてフランス人として祝った記念すべき日となった。

 

すでにフランス代表のU-21に選ばれているカマビンガは、実は、U-23にも一度だけ選出されたこともある

 

というのも、フランス代表のブレーズ・マチュイディが故障で離脱した穴を、すでにU-23に選出経験のあったマテオ・ゲンドゥジで補った際にできた、U-23の中盤の一枠に、カマビンガが選ばれたのである。

 

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いまだに、オリンピックでメダルをとったことのないフランス代表の歴史を塗り替えるための近道として、カマビンガの選出が鍵となるかもしれない。

 

 

 

 ★ 最後に

 

カゼミロの後継者と呼べる選手を見つけるのが、難しい中での大チャンス。

 

カマビンガを獲得できれば、カゼミロとのローテーションが可能になることで、カゼミロの負担も減らすことにもつながる。

 

どうか指揮官も同じフランス人という理由で、マドリーに来てくれないだろうか。(いや、来てくれないだろう)おっと、ここで反語はふさわしくなかった。

 

置き土産として、カマビンガのプレー集のリンクを貼っておきます。時間のある方は、ぜひご覧ください。

 

youtu.be

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第7話 マドリーにおいでよ「エンバペ」

どうも、こんにちは。

 

今回も、前回に引き続き、エピソードシリーズでございます。

 

前回は、いきなりマドリーとはまだ縁がないカンテについて書いたので、正直「なんでカンテやねん!」と思われた方も多かろうと存じております。

 

もし、まだ前回のカンテについてのブログをお読みでない場合は、下のリンクをポチッとなしてみてください!

 

ridaiseidiary.hatenadiary.jp

 

 

そろそろ、本題に入りましょう。

 

今回紹介するのは、みんな大好き

 

キリアン・エンバペ

 

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とくにマドリディスタの方は、彼のことをモラタと同じくらい大好きですよね。マドリーに来る日を首を長くして待っていることと思います。

 

そんな彼に今回は密着していきます!

 

 

◆ エンバペのプロフィールと経歴

《プロフィール》

1998年12月20日、フランスのパリで誕生。父親がサッカー指導者、母親が元ハンドボール選手のスポーツ一家で育った。

 

《経歴》

【ユース】

  • 2010年~2013年 ボンディ
  • 2013年~2015年 モナコ
 

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ユース時代にマドリーの練習に招待されたこともある

【プロ】

    → 2017年~2018年 PSG(レンタル)

  • 2018年~ PSG
 
 

◆ "MBAPPE" 正しい読み方は?

日本人からしたら、この表記で読めるのは「ムバッペ」「エムバペ」(いたって真剣ですww)

 

報道では、「ムバッペ」のほかに「エンバペ」「エムバペ」とも表記されることが多いですが、いったいどれが正しい読み方なのでしょうか。

 

PSGの大ファンである日本人のある方が、その謎を解き明かすべく、本人に直撃したインタビューがこちら。

 

youtu.be

 

 

本人の中では、「キリアン」≧「エンバペ」>「ムバッペ」>「エムバペ」の順らしいです。

 

これにて一件落着。。。

 

 

◆ すでに残している成績がすごすぎる

 

あのアーセナルの名将、ヴェンゲル監督さえも実力を認めるほどの若きスーパースター。

 

彼の今までの功績を年齢順に羅列するとこんな感じになります。

 

《16歳》プロデビュー

 

《17歳》プロ初得点

 

《18歳》リーグアン史上2番目の若さでハットトリックを記録。

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《18歳》チャンピオンズリーグにおける1試合複数得点の最年少記録を18歳と113日に更新

 

《18歳》リーグアン2桁得点の最年少記録を更新

 

《18歳》フランスA代表デビュー

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《19歳》ワールドカップ優勝(10代でワールドカップ決勝に出場したのはペレ以来の記録)

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勝戦ではチーム4点目をマーク



残すところ、ビックタイトルはチャンピオンズリーグくらいですね。

 

「将来のバロンドーラー」といっても過言ではないほどの活躍ぶりです。

 

 

◆ あのゴールパフォーマンスは◯◯が考えた?

 

 

エンバペといえば、このゴールパフォーマンス。両手を両脇にはさみ、仁王立ち。

 

このパフォーマンスは、何に由来していて、何を意味しているのでしょうか。

 

本人によると、このパフォーマンスを考えたのは、実の弟さんだったとか!一緒にFIFAのゲームをやるほど、仲のいい弟さんが、ゲームで勝った際に、兄に対してとるポーズが、あのパフォーマンスのきっかけになったそうです。

 

 

 

ここで衝撃ニュースです。

 

ご本人のTwitterを2016年まで遡ったら....こんなのが発掘されました。

 

 

完全にクリスティアーノのマネですねぇ、これは。

 

 

でも、これは全然かっこいいほうですよ?みてください、この写真。

 

 

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クラブワールドカップで、鹿島アントラーズの某FWがアトレティコ・ナショナル戦でゴールを決めたあとにとったロナウドポーズ。

 

これに比べれば、ムバッペの再現度は高いですね。

 

 

 

話を戻しますが、そんな仲良しな弟さんとのエピソードもあります。

 

まだ、エンバペがモナコでプレーをしていた時、弟さんからチャンピオンズリーグエスコートキッズとして、一緒にピッチに立ちたいとお願いされ、それを快く受け入れ、兄弟で手をつないで入場したこともありました。

 

 

左の少年が、エンバペの弟さんです。

 

 

◆ Instagramの投稿のセンスがよい

 

ものすごく私的な感想になってしまうのですが、彼のInstagramを見ると、ツッコミどころ満載の投稿が意外と多いことに気づいてしまいました(笑)

 

その中でも、面白そうなものを、いくつか引用させてもらいます。

 

 

まずはこちら。

 

www.instagram.com

 

銀髪に染めたエンバペ。

「銀髪姿を見てほしいなぁ!」

「でも、ちょっと恥ずかしいから隠そうかな...」

「いや、ちょっとは見てほしいなぁ」

と悩んだ結果、チラ見せをすることに行き着いたのです。(知らんけど)

 

 

続いてこちら。

 

www.instagram.com

 

さいころからキャプテン翼が好きだったことを明かしているエンバペですが、これはもはや狙って怪我をしたとしか思えませんね(笑)

 

でもナイスな発想ですね。座布団2枚はもらえそうです。

 

 

最後にこちら。

 

www.instagram.com

 

www.instagram.com

 

www.instagram.com

 

エンバペは結構変装しがちな陽キャなことがわかります。少なからず陽キャ界のトップに君臨するネイマールの影響を受けていると思いますが…(笑)

 

 

 

◆ 最後に

いかがだったでしょうか。少し短めだったことに関してはお許しを。

凄まじい実績を残していますが、それでもまだ21歳。これから一層化けそうな選手なので、今後マドリーに来てくれれば、もう敵なしですね。いつかはマドリーに来ると思うので、それまで首を長くして待ちましょう。

 

それでは、この辺で、さようなら!

 

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第6話 アイドルグループにも負けない可愛さ「カンテ」

どうも、こんにちは。

 

今回は、4回目のエピソードシリーズをやっていきたいと思います!

 

今回紹介する選手は、

 

 エンゴロ・カンテ

 

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頭に?(はてな)が浮かんだ方も多いと思いますが、実は僕が前から紹介したかった選手の一人で、やっと記事が出来上がったので、皆さんにも読んでいただきたいです。

 

 

とはいっても、マドリーの選手ではないので、あまりカンテ選手について知らない方もいらっしゃると思います。いつもより細かくプロフィール等を紹介していきます!

 

 

◆ カンテのプロフィールと経歴

《プロフィール》

1991年3月29日、フランスのパリで誕生。身長は169㎝と小さめ。ポジションはMF。

 

《経歴》

  • 2011年 ~ 2013年 ブローニュ
  • 2013年 ~ 2015年 カーン
  • 2015年 ~ 2016年 レスター(PL優勝)
  • 2016年 ~     チェルシー
彼をわかりやすく例えると、マドリーで言うカゼミロとバルベルデを融合反応させてできた生成物ととらえてもらって大丈夫ですチェルシーファンの方、ごめんなさい。
つまりは、ピッチを縦横無尽に走り回るバルベルデのようなプレーもでき、カゼミロのようにボールを刈り取る能力にも長けている選手です。最強じゃねーか。
 
 
そんな彼の裏側に今回も密着したいと思います!
 
 
 

◆ 貧困な少年時代からの遅咲き

 

マリ移民の子供としてフランスで育ったカンテ。少年時代を過ごした町の住人の多くはは、肉体労働などの奉公人として仕事をしていました。カンテもその一人として、ごみ拾いとして働いていたこともあります。

 

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そんなカンテが8歳のときに大きな転換期が訪れました。

 

それは、自国優勝を決めた1998年フランスワールドカップでした。

 

 

カンテにとって最大のニュースになったのは、自国開催で優勝を決めたことよりも、優勝メンバーに含まれていた移民選手が活躍したことだったのです。

 

(当時の優勝メンバーの中には、ジネディーヌ・ジダンティエリ・アンリパトリック・ヴィエラなどの移民選手が多く在籍していました。)

 

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1998年フランスワールドカップ

 

この事実を耳にした8歳のカンテは、これ以降サッカーの道に進むことを決意しました。

 

地元のサッカークラブでキャリアをスタートさせ、みるみるうちに成長を遂げ、19歳(2010年)でやっとプロ契約を結ぶことができました。

 

 

 

その後も、止まることを知らなかったカンテは、2015年にプレミアリーグ1部のレスターに移籍します。

 

そして移籍後1年目のシーズンで、クラブ史上初のプレミアリーグ優勝の立役者となり、1年で強豪チェルシーに抜かれることになりました。

 

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さらには、2018年ロシアワールドカップで、優勝を経験し、1998年から夢見ていた景色が現実のものとなったのです。

 

 

 

 ◆ 性格はシャイだけどライバルからも人気者

 

➀ワールドカップの優勝トロフィーを自ら掲げようとはしなかった

勝戦クロアチア戦後、代表メンバーが思い思いにトロフィーをもち、ポーズをとる中、シャイなカンテだけ掲げていませんでした。

そのことを知ったエヌゾンジが、カンテにトロフィーを渡し、「ポーズを取れ!」と要求し、とったポーズがこちら。

 

www.instagram.com

 

写真を見た感想?? あ、あめが..すごいwww

 

 

もっと引きの画で見ると...

 

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実は、撮影中もメンバーが見守ってくれてました!

 

 

②ワールドカップ勝戦の試合後のチームバスの中でカンテへのチャントが!?

すべてのセレモニーが終わり、フランス代表の宿泊施設へ戻るバスの中で、生まれたカンテに向けたチャント。その映像がこちら。

 

 

歌っている内容は、こんな感じです。

 

”エーヌゴロ・カンテー! パララララ! エーヌゴロ・カンテー! パララララ! こいつはチビ、こいつは素敵、こいつはリオネル・メッシを止める! だけど、みんなが知ってる、こいつはペテン師なのさ”

 

チームメイト全員による大合唱を聞き、思わず恥ずかしそうに照れ笑いを浮かべたカンテがすごくかわいいです。

ペテン師の意味はちょっと何言ってるかわからないサンドウィッチマンですが、その愛されっぷりは、彼が、フランスの世界制覇に欠かせない存在であったことを知るに十分なものですね!

 

 

 

◆ 乗っている車はミニ・クーパー!?

 

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童顔で、身長も小さく、まるで子供のような可愛さが残るカンテですが、可愛さが宿るのは、そこだけではないのです。

 

 

それがわかるのが、カンテの自家用車!

 

 

一般的にプロサッカー選手が乗っている車は、高級車なのですが、カンテが乗っている車は、ミニ・クーパー!なんてかわいいのだ...

 

 

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価格.comによると、新車で安くて300百万、高くても600万弱。

 

チェルシーとの契約金額が44億と言われている一流スターが、ミニ・クーパーに乗るのなら、一般人にはこれ(↓)を乗れというのでしょうか(笑)

 

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そんなことは、さておき、実は、2018年に試合へ向かう途中で交通事故に遭ったそうです。

 

 

 

 

報道の通り、その際に、両側のミラー・前輪のアーチが壊れたらしいのですが、それでも買い換えないがカンテの流儀なんですね。

 

 

 

だが、しかし!

実は、車に乗ることが大きな進歩だった!!

 

 

どういうことかと言うと、レスターに入団にするまで、トレーニング場まで徒歩でいくか、スクターで移動していたそうです。学校じゃないんだからww

レスターに入団した後も、そのつもりだったらしいのですが、チームメイトだったヴァーディーに「さすがにそれはないよ!!」と説得され、結局買ったらしいのですが...。買ったといってもミニ・クーパーですけれどもねw

 

なんて財布に優しい人なのでしょうか...。

ここまでくると、なんかカンテに買ってあげたくなります。何様だよ

 

 

 

 

★ 最後に

今回のカンテ特集はいかがだったでしょうか。一時期はマドリーに移籍する報道もうっすら出たこともあり、名前は知ってるけど、プレーはよく知らないという方も多かったと思います。この記事で、カンテの裏側をより知っていただけたら幸いです。プレーは自分で調べてくださいw(他人任せ)

次も、マドリーの選手じゃないプレイヤーを書くかもしれませんが、ぜひご一読ください。

 

それでは、この辺でお別れにしましょう。さようなら!

 

 

 

 

第5話 ハメスに寄せる片想い

どうも、こんにちは。

 

突然ですが、みなさんに好きな選手はいますか?その選手に感謝を伝えていますか?

 

ここ数週間、サッカーがなく、好きな選手がプレーしているところを見られない状況です。

 

逆に言えば、今、もう一度、好きな選手のことをゆっくり考えられる時でもあります。

 

こんな時だからこそ、この場をお借りして、僕が愛してやまないハメス・ロドリゲスへの思いをつづらせてもらいます。

 

 

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